会社概要
社名 ボックス工業株式会社
英文表記 BOX INDUSTRY CO.,LTD
創業 1921年(大正10年)
会社設立 1993年(平成5年)3月
本社 〒923-1123
石川県能美市吉光町ホ部71番地1
TEL:0761-58-6773
資本金 1,000万円
事業内容 物流機器事業部
鉄工事業部
EC事業部(通販事業)
売電事業部
代表取締役 多原 正博
従業員数 9名(男:5名、女:4名)
テレビ「ビジネスフラッシュ」で弊社が紹介されました13分20秒より
会社沿革
大正10年創業 多原力蔵が17才で事業開始
昭和13年10月 石川県珠洲市にて多原鉄工所を認可(創立)を受ける
平成5年3月22日 石川県珠洲市にて多原博がボックス工業株式会社を設立
平成11年1月 石川県能美市にボックス工業株式会社寺井工場を新築
平成19年1月 石川県能美市にボックス工業株式会社第二工場を増設
平成20年5月 古物商許可証(第10972号)石川県公安委員会発行
平成20年5月 新品メッシュパレット販売業務の開始
平成20年8月 中古メッシュパレットの販売・買取業務の開始
平成23年12月1日 代表取締役に多原正博が就任
平成24年7月 PL保険制度加入
平成25年8月 アパレル事業部(100フラワーズ)を設立
平成27年9月 アパレル事業部を「EC事業部」に名称変更
社長あいさつ
弊社は大正10年創業、三代続く会社経営を行なっております。
「世の中の役に立つ仕事する!
人の困っている事を解決する!」
を、社訓に掲げ事業を継承「意志」を受け継ぎました。
創業は鉄工事業でしたが、物流機器事業のメッシュパレットの買取販売へ事業参入したのも、知人から受けた相談をきっかけに、私なりに世の中の人が困っている事や悩んでいる事、自分にしか出来ない事、世の中の人に喜んで貰いたいと思った事が切っ掛けでした。
現在では、EC事業も立ち上げ更に世の中の問題解決出来る様に取り組んで参ります。
ボックス工業の『箱(ボックス)』には、色んな人の『想い』が詰まっています。
私達は、
『社会の明るい未来を創造する』
に向けて挑戦し続けます!
ボックス工業株式会社
三代目
代表取締役 多原 正博
初代:創業の歩み(歴史)
創立者 多原 力蔵(たわら りきぞう)氏が、1904年(明治37年)石川県珠洲市で生まれる。
小学校を出て丁稚奉公で鍛冶屋へ働き始めるが、16才の時に丁稚奉公にも関わらず『脱穀機』を誰にも相談せず大量発注し
いきなりトラック一杯の商品が届き周りが大騒ぎし、初代は親戚中から資金をかき集め代金を支払ったとの事でした。
まだ、その当時田舎には効率の良い脱穀機が田舎には広まっていなかったようで、組立をし販売したら瞬く間に売れて、一財産を作りその資金で17歳の時に独立を果たす。(創業:大正10年)
また、瓦製造メーカーの設備一式を請け負いしていた事が切っ掛けで、松下電器製作所の松下幸之助氏より、人脈伝えで『炉(窯)』の製造を依頼され請け負ったと創業者の力蔵は語ってます。
戦前には、船のエンジンの開発に成功し製造し、能登一の鍛冶屋に成長を果たした。
しかし、戦争も激しくなり、初代の力蔵も、戦争に駆り出される事になり、資産を全て精算し戦場へ行った。
~補足説明~
初代:力蔵氏は発明な思考で瓦工場の設備やその他の設備を請負い事業を拡大して行った。
当時、能登には瓦に適した土がとれて、瓦の産地となって行ったが、現在すべてメーカーは廃業している。
その中でも逸話が残っており、松下幸之助氏より、窯の製作を依頼され請負した。
同時に弟子も何十人と育て、意欲的に独立させて全国に排出していった。
戦争が激しくなり、力蔵氏も徴兵されることになり、財産を整理・没収を余儀なくされ海軍に所属した。
終戦し帰ってきた力蔵氏は、奥様と2人で民宿を開きその傍らで、細々と鍬などの製作し地域の人に愛されました。
晩年は、原付バイクにのり石川県中を走り回り、人のお世話をしていた。
「世の中の役に立つ事、人が困っている事」
を、亡くなる直前まで尽力された方でした。